おすすめの放デイ本部3選
福岡県の療育の現状を調査しました。年々利用者が増えている中、放課後等デイサービスの開業を検討している方もいるのではないでしょうか。開業するにあたり、必要なものや助成金についてまとめましたので参考にしてください。
放課後等デイサービスを利用している児童数を平成26年度~令和元年度まで調べた結果、平成26年度88,360人、平成27年度112,162人、平成28年度140,442人……令和元年度は226,610人と年々利用者数は増えています。(※1)では、福岡県での児童1000人当たりの放課後等デイサービス事業所数はどうでしょう。
平成26年度0.3、令和元年度1.35。全国平均では平成26年度0.43、令和元年度1.19(※2)。平成26年度は全国平均を下回っていましたが、令和元年になると全国平均より増えています。利用者数が増える中、事業所数も増えているのが現状です。
※1・2
参照元:厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/000801033.pdf)
放課後等デイサービスへの助成金は、人材確保等支援助成金(雇用管理制度助成金コース)やキャリアアップ助成金、時間外労働等改善助成金の3つ。この中から、人材確保等支援助成金(雇用管理制度助成金コース)についてご説明します。
放課後等デイサービスで働いている人たちは、子どもたちが危険な目に遭わないように常に気を配らなければなりません。神経を使う仕事のため、離職率も高いのではないでしょうか。人材確保等支援助成金(雇用管理制度助成金コース)は、評価や処遇制度、研修制度、健康づくり制度などを導入し、従業員の離職率低下に取り組んでいる事業主に対して支給される制度です。
支給額は、目標達成助成57万円(生産性要件を満たした場合72万円)(※3)となっています。目標達成助成支給の要件は、計画を作成し労働局長の認定を受けること。計画期間は3か月以上1年以内。計画の提出期限は、計画開始日からさかのぼって、6か月前~1か月前の日の前日まで(※4)です。助成金についてもっと詳しく知りたい方は、厚生労働省 福岡労働局に問い合わせてください。
※3・4参照元:厚生労働省 福岡労働局
(https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000763046.pdf)
福岡県内(北九州市、福岡市及び久留米市を除く)で障がい児通所支援事業を始めるには、福岡県知事への申請が必要です。指定審査担当者と事前協議のうえ、指定希望日の前々月16日までに、申請書類を「障がい福祉課 障がい福祉サービス指導室指定係」へ提出します。
開業するために必要な書類は、指定障害児通所・入所支援指定申請書や法人登記事項証明書、事業所の構造概要及び平面図など。(※5)
詳しいことは障がい福祉課 障がい福祉サービス指導室に問い合わせてみましょう。
※5 参照元:福岡県庁 障がい福祉課
(https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/syougaiji-shitei.html)
放課後等デイサービスを開業するとなると、申請するための書類や人材の確保など、やらなければならないことが山ほどあります。これらすべてを個人でやろうとすると時間も労力もかかり、精神的にもキツイでしょう。仕事に関してはベテランでも、経営に関しては素人で、分からないことばかりです。誰かの助けが必要です。その点、フランチャイズに加盟すればスムーズに事は運ぶのではないでしょうか。
このサイトでは、放課後等デイサービスのフランチャイズ本部を3社ピックアップして、特色別に紹介しています。フランチャイズでの開業を検討している方は参考にしてください。