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放課後等デイサービスでは、こどもの発達を多角的に支えるため、5領域を踏まえた支援を行います2024年度の報酬改定では、支援プログラムの作成・公表が求められるようになりました。未公表の場合は、減算の対象となります。
この記事では、放課後等デイサービスの5領域や、支援プログラムの公表義務について解説します。未公表減算の適用時期や、個別支援計画に反映する方法も紹介します。
放課後等デイサービスの5領域とは、こどもの発達を多面的に捉えるための視点です。次の5つの領域で構成されています。
5領域は、支援内容を機械的に分類するためのものではありません。こどもの特性や発達段階に応じて、複数の領域を関連づけることが大切です。例えば、友だちと協力して調理する活動を考えてみましょう。食事や衛生への配慮は「健康・生活」、手指を使う動作は「運動・感覚」に関係します。
手順の理解は「認知・行動」に関係します。友だちとのやり取りは「言語・コミュニケーション」や「人間関係・社会性」につながります。このように、ひとつの活動が複数の領域に関係することもあります。こども一人ひとりの課題や目標に合わせて、支援内容を考えましょう。
参照元:こども家庭庁|放課後等デイサービスガイドライン(令和6年7月)・第6章「放課後等デイサービスの提供体制」【PDF】(https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/7692b729-5944-45ee-bbd8-f0283126b7db/def1acaf/20241101_policies_shougaijishien_shisaku_guideline_tebiki_06.pdf)
放課後等デイサービス事業所には、支援プログラムの作成・公表が求められています。プログラムには、5領域とのつながりを踏まえた支援内容を記載します。支援プログラムは、事業所の理念や支援方針を具体的に示すものです。日々の活動を並べるだけでなく、どのような考え方でこどもや家族を支えるのかを明確にしましょう。作成時は、管理者や児童発達支援管理責任者だけでなく、現場の職員も交えて検討することが大切です。職員間で方針を共有すれば、一貫した支援につながります。
主な記載内容は、次のとおりです。
作成後は、定められた方法で公表し、必要な届出を行います。公表先や提出書類などは、指定権者の案内を確認してください。制度上の要件を満たすだけでなく、支援内容や事業所の特色が家族にも伝わるようにまとめましょう。
参照元:こども家庭庁|児童発達支援等における支援プログラムの作成及び公表の手引き【PDF】(https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/253aba4f-3ce0-4aa1-a777-3d42440f1ca2/4af21fba/20240712_policies_shougaijishien_shisaku_hoshukaitei_107.pdf)
支援プログラム未公表減算は、2025年4月1日から適用されています。支援プログラムの公表や届出が所定の要件を満たしていない場合、減算の対象となります。減算に該当すると、対象となる利用者の報酬は、所定単位数の85%で算定されます。つまり、所定単位数から15%の減算となります。
減算を避けるには、支援プログラムを作成するだけでは不十分です。公表と自治体への届出の両方を忘れずに行いましょう。すでに運営している事業所も、対応状況を定期的に確認することが大切です。具体的な手続きや適用条件は、指定権者の最新の案内で確認してください。
参照元:こども家庭庁|令和6年度障害福祉サービス等報酬改定(障害児支援関係)の改定事項の概要【PDF】(https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/253aba4f-3ce0-4aa1-a777-3d42440f1ca2/25400d3f/20240412_policies_shougaijishien_shisaku_hoshukaitei_45.pdf)
これから放課後等デイサービスを開業する場合は、支援プログラムの作成・公表も準備しておきましょう。指定申請などの準備と並行して、作成の担当者やスケジュールを決めておくとスムーズです。プログラムの作成後は、指定権者が定める方法で公表し、必要な届出を行います。提出書類や手続きの時期は、自治体によって異なる場合があります。開業予定地を管轄する自治体に、早めに確認しておきましょう。
児童発達支援と放課後等デイサービスを一体的に運営する多機能型事業所では、サービスごとに支援プログラムを作成する必要があります。それぞれのサービスの対象や支援内容に合った内容になっているかも確認してください。
開業後に慌てないためにも、制度上の要件を把握し、計画的に準備を進めることが大切です。
参照元:こども家庭庁|児童発達支援等における支援プログラムの作成及び公表の手引き【PDF】(https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/253aba4f-3ce0-4aa1-a777-3d42440f1ca2/4af21fba/20240712_policies_shougaijishien_shisaku_hoshukaitei_107.pdf)
支援プログラムと個別支援計画は、役割が異なります。支援プログラムは、事業所全体の支援方針や提供する支援内容を示すものです。一方、個別支援計画では、こども一人ひとりの状態や希望、課題に応じて目標と支援内容を定めます。
個別支援計画を作成するときは、アセスメントを踏まえて支援目標を設定します。そのうえで、本人支援の内容が5領域とどのように関連するかを整理しましょう。
5領域それぞれに、必ず独立した目標を設ける必要があるわけではありません。こどものニーズに応じて目標を設定し、複数の領域に関係する支援は、そのつながりが分かるように記載します。例えば、集団で買い物の練習を行う場合、金額や手順の理解は「認知・行動」に関係します。店員に希望を伝えることは「言語・コミュニケーション」、順番やルールを意識することは「人間関係・社会性」につながります。
活動を実施すること自体が目的にならないように注意しましょう。こども一人ひとりの目標に沿って、どのような力を育みたいのかを明確にすることが重要です。
また、本人や家族の意向を確認し、目標や支援内容を分かりやすく共有しましょう。計画は定期的に振り返り、こどもの成長や生活環境の変化に応じて見直すことも大切です。
参照元:こども家庭庁|障害児通所支援における個別支援計画の作成について・別紙1「個別支援計画の記載のポイント」【PDF】(https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/253aba4f-3ce0-4aa1-a777-3d42440f1ca2/2a5ad661/20240517_policies_shougaijishien_shisaku_hoshukaitei_01.pdf)
放課後等デイサービスの開業では、5領域を理解するだけでなく、現場で実践できる体制づくりも重要です。職員が支援の考え方を共有し、日々の活動や個別支援計画に反映できる環境を整えましょう。
フランチャイズへの加盟を検討する際は、本部のサポート内容も確認してください。支援プログラムの作成支援や個別支援計画への助言、職員研修、運営相談などは、比較する際のポイントになります。研修やマニュアルが用意されているかだけでなく、現場で活用しやすい内容かどうかも大切です。制度改正があった際に、必要な情報提供や運営上の助言を受けられるかも確認しましょう。
本部によって、療育方針や開業後のサポート体制は異なります。自分が届けたい支援と本部の方針が合っているかを見極めましょう。開業時だけでなく、開業後の運営まで見据えて比較することが大切です。
子どもたちに寄り添った療育や心のケアを届けるためには、その想いや価値観に共感できる支援方針を掲げ、現場を支える仕組みを持ったフランチャイズ本部を選ぶことが大切です。
本メディアでは、あなたの使命感と共鳴し、子ども中心の支援を継続できる体制を持つフランチャイズ本部3社を厳選。
「子どもたちにどんな支援をしたいか」という想いを念頭に、3社の支援体制を見比べてみてください。
画像引用元:ブロッサムジュニア公式
(https://junior.blossomgroup.co.jp/)
専門家が構築した個別療育により発達障害の子どもたちの特性や発達状況、個性に合わせた療育を提供
画像引用元:ウィズ・ユー公式
(https://www.with-ac.com/ynzw/)
愛着障害の専門家と共同研究を行い、愛着障害や愛着に問題を抱えた子どもたちに向けた専門的な支援
画像引用元:Granny公式
(https://granny.co.jp/)
看護師や理学療法士などと連携し、重症心身障害児に向けてリハビリや医療的ケアを含めた療育を提供